​工場向け計装機器

BTGはパルプ・紙製造工程における計測機器のグローバルマーケットリーダーです。BTGの代表的な商品である濃度計を始め、白色度計・フリーネス計・チャージ計・繊維分析計といった幅広いラインナップは、弊社のご提供するソリューションと共に、お客様の生産効率の向上・工程の安定化・原材料薬品原単位の向上・品質の向上に大きく貢献してきました。

インライン/オンライン型センサー

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白色度計・色差計 BT-55x0

BT-55x0は白色度、L・a・b値、ERIC(脱墨度)、蛍光白色度を測定することが可能です。KPプロセスにおける白色度の安定管理・晒薬品原単位の向上やDIPプロセスの操業最適化、抄紙においては色銘柄のL・a・b値の安定管理や銘柄替え時間の短縮に大きく貢献します。  

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残留薬品濃度計 RT-55x0

パルプ漂白工程において残留二酸化塩素及び塩素量を測定しプロセス制御に組み込めるよう設計されています。導電率、温度、pHといったプロセスの他のパラメーターで測定値を補正する機能もあります。

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フリーネス計 DRT-5500

DRT-5500は濃度・温度補正機構を有し、インラインでフリーネスを正確に測定できるため、リファイナーのフリーネス/オンタイムコントロールを可能とし、リファイナーの省電力化に大きく寄与します。カナディアンスタンダード、又はショッパーリグラー、どちらの表示も可能です。軽量コンパクトで操作性に優れた設計となっており、メンテナンスに掛かる手間やコストも削減することができます。

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粘度計 MBT-4500

測定方式はせん断力理論に基いています。ブレードがバスケットの中で往復運動をすると、サンプルはブレード面によって運動方向へ押し出されます。一方反対側ではサンプルがブレードとバスケットの間に吸い込まれます。この動作の連続によって発生するせん断抵抗を検出し、粘度に換算します。測定範囲は50~100,000cPです。

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総カッパー価計 BLT-5500

BLT-5500は晒工程におけるパルプ中のリグニン量を測定し、漂白負荷を算出する測定機です。UVその他光源を使用し繊維およびろ液の全リグニン量を測定します。 通常漂白薬品を添加する前に設置し、パルプの全リグニン量から総漂白負荷を算出します。この結果、晒工程の最適化が図られ、薬品使用量の低減が可能となります。

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ろ液カッパー価計 DLT-5500

DLT-5500はパルプろ液中のリグニン濃度を測定します。測定結果はろ液のカッパー価もしくはCODで表示します。本センサーは酸素脱リグニンあるいは漂白工程への黒液のキャリーオーバーを特定したり、COD測定に適しています。また、未晒工程での溶存リグニン量を知ることで洗浄機でのろ過水を制御・最適化することも可能です。

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シングルポイントカッパー価計 SPK-5500

SPK-5500はパルプ繊維のリグニン含有量を測定するインラインに近いカッパー計です。 直接プロセス配管に設置し、サンプラー、スクリーン、洗浄漕、光学測定槽といった全機能が内蔵されているため、従来のマルチポイントシステムに必要であったパルプサンプラーやサンプル流送配管が不要で、設置時および操業時の維持管理コストが大幅に低減します。SPK-5500は連続的に同一ラインのカッパー価を測定するため、測定周期は4~6分間隔とマルチポイントカッパー価計の20~60分間隔に 比べ、頻繁にカッパー価を測定することが可能です。これにより蒸解・漂白工程でのカッパー価の制御性が飛躍的に向上します。

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シングルポイントチャージ計 SPC-5500

水性サンプル中のコロイド溶解物質の電荷を継続的に測定するオンラインアナライザーです。 反対の電荷の高分子電解質溶液でサンプルを自動滴定することにより、電荷レベル(カチオン要求量またはアニオン要求量)を正確に定量化することが可能です。測定モジュールと滴定モジュールがキャビネットに配置されたモジュール式のコンセプトを提供します。アナライザーは、サンプリングポイントから最大10mまでの位置に設置できます。 2つのサンプリングポイントの設置が可能です。 ろ過装置の有無にかかわらず使用できます。

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気泡・溶存ガス測定器 GAS-60

白水中の気泡・溶存ガスは抄紙工程で様々なトラブルの発生原因となります。トータルヘッドの変動、ピッチ形成、ピンホール、しみ、地合不良、ワイヤー脱水不良など、ガスに起因するトライブルは数多くあります。一方でこれらを抑制するために広く使用されている消泡剤も、過剰添加は欠点増加やコストアップをもたらします。GAS-60の導入により消泡剤添加量の最適化や脱気装置の運転最適化を達成することができます。

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残過酸化水素計 RPA-5000

RPA-5000はオンライン連続測定により残過酸化水素量をモニタリングし、問題を直ちに特定します。漂白パルプ懸濁液からろ液サンプルを抽出し、その含有量を測定します。一回の測定にかかる時間は約4分間と速く、過酸化水素測定に特化しています。高精度かつ安定した測定を行いサンプルの組成が測定に影響を及ぼすことがありません。構造もシンプルで校正も殆ど必要ありません。

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インライン繊維分析計 SPM-5500

SPM-5500は、繊維の長さ、幅、形状、また微細繊維と結束繊維の様なパルプの特性を測定するインライン型分析計です。稀釈水を使用して、パルプサスペンションのごく一部を分析計に通します。また測定セルを通過したパルプは、高速デジタルカメラで繊維特性を決定するために高解像度画像を保存します。

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オンライン二次元地合計 On-Line 2D Formation Sensor

あらゆる紙製造において、地合は物理的特性・印刷特性及び外観品質の良否を決定する最も重要な品質です。二次元地合計は地合の拡大画像・地合指数・サイズ別のフロック分布・平均フロック大きさ・フロック配向などを分析・表示することができます。

フロック分布は紙の破裂・引裂強度や通気度・伸張性に大きな影響があることがわかっており、これらのコントロールに活用することができます。またワイヤーマーク・フェルトマークといった周期性のあるマーキングの追跡にも役立ちます。オンライン式とラボ分析用の2タイプがあります。

濃度計シリーズ

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MEK-3000 TwinTorque™

MEK-3000 TwinTorqueTMは最先端技術を導入した最高水準のインライン型回転式濃度計です。BTGが今日まで培ってきた回転式濃度計の技術・ノウハウを踏襲しながら、BTGが新たに独自開発したツイントルクテクノロジー(モーターが動力軸/測定軸に直結)を取り入れ、測定精度を更に向上させています。また重量・寸法は共に従来型の約半分に軽量小型化されており、モーターを含む電源も単層電源に一本化されています。測定範囲は1~16%です。

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MEK-2500 RotoForce™

MEK-2500は高性能インライン型回転式濃度計です。検出器は回転式ローターを有し、ここにかかるパルプ繊維のせん断トルク抵抗を光センサーで読み取り、高精度で電気信号に変換します。検出器が回転しているために外的要因による影響を受けにくい特徴があります。耐久性に優れており、MEK-2000シリーズの日本国内販売実績は1500台を超えています。測定範囲は1~16%です。

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光学反射式/インライン型濃度計 TCR-25xx

パルプ工程~抄紙種箱間や脱水工程送り排水などの中・高濃度域(測定範囲 : 0.5~16%)で適用されるのが光学反射式/インライン型のTCR-25xxです。BTG独自のピーク法を測定原理としており、全濃度のみを測定するのがTCR-25x1シリーズ、全濃度と灰分濃度両方を測定できるのがTCR-25x2シリーズです。メンテナンスフリーであることも大きな特徴です。

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光学透過式/インライン型濃度計

TCT-25x1, RET-25x2

抄紙種箱以降(ヘッドボックス・サイロ白水)やDIPフローテーターなどの低濃度域(測定範囲 : 0.01~3%)で適用されるのが光学透過式/インライン型のTCT25x1, RET-25x2です。BTG独自のピーク法を測定原理としており、全濃度のみを測定するのがTCT-25x1シリーズ、全濃度と灰分濃度両方を測定できるのがRET-25x2シリーズです。メンテナンスフリーであることも大きな特徴です。

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光学透過式/オンライン型濃度計 RET-55x3

光学透過式/オンライン型のRET-55x3もBTG独自のピーク法を測定原理とした、低濃度域(測定範囲 : 0.01~2%)で適用される濃度計です。オンラインリテンション計とも呼びます。前述のRET-25x2との違いは下記の3点です。
 ・RET25x2が配管直付け(インライン型)であるのに対し、
      RET5503はサンプリング方式(オンライン型)である
 ・RET25x2が1光源なのに対し、RET5503は2光源である

      (1光源は灰分濃度測定専用)
 ・RET5503ユニットはポンプを有し、測定に最適な流速・流量を
    測定部に供給できる

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可動型ブレード式濃度計 MBT-2500

MBT-2500は往復運動しているブレードが受けるパルプ繊維せん断力の変化を光センサーが読み取り電気信号に変換して濃度を測定しています。静止型ブレード式濃度計と比較してブレードが動いているため、流速変動等の外的要因の影響を受けにくいのが特徴です。測定範囲は1.5~8%です。

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振幅型ブレード式濃度計 ACT-2500

ACT-2500は共振周波数で振動する稼動センサーを用いて濃度を測定する新しい測定器です。ACT-2500では、せん断力測定と粘弾性測定とを組み合わせることで、従来のブレード式濃度計より高い精度を得ることができます。またパルプ配合比率やフリーネス・気泡の含有・圧力変動の影響を受けにくいのが特徴です。測定範囲は1~4.5%です。

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静止型ブレード式濃度計 SBT-2400

SBT-2400は検出器の静止型ブレードが受けるパルプ繊維のせん断力抵抗を検出し電気信号的に変換して濃度を測定しています。コストも安価で設置も容易な濃度計として幅広く使われています。

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マイクロ波式濃度 MCT-2000

MCT-2000マイクロ波式濃度計は、制御ループに供給する全工程で使用することが出来ます。原材料、チップ材質や抄紙工程からの変動による繊維の種類と繊維長の影響、叩解と分画の様な繊維の処理、および白色度、色度や流量からの影響を受けません。

パルプ繊維とフィラーの含有量が測定されるため、ほぼ完全な濃度測定を行うことが出来ます。
マイクロ波の測定では、含有空気と導電率の影響を受けます。含有空気の影響を最小化するために、一定の工程圧力が求められます。導電率の変化に対しては補正する機能が組み込まれています。

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CPM通信プラットホーム

CPMは、BTG発信器のコンプリートユニットとして提供される通信プラットホームです(ISO9001準拠)。その特徴は、以下の通りです。
・判読しやすい大画面発光ディスプレイ
・発信器の全ての設定が可能
・デバイス デスクリプション(DD)により汎用HART
ハンドヘルドターミナルまたはPCベースのASMソフトウェアによる  通信が可能。

サンプラーシリーズ

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手動サンプラー MPS-1000 / PPS-1000

本サンプラーは加圧ラインからの代表的な精選後パルプを手動操作することで採取します。サンプラーにはMPS-1000とPPS-1000の2タイプあり、それぞれフランジもしくはねじ接続で取り付けます。MPSは本体に付随したレバーアーム式で操作し、PPSはボタン制御の空気圧式で操作しアクセスが困難な場所に適しています。

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中濃度サンプラー MCS-1000

MCS-1000は圧力のあるラインよりパルプサンプルを手動で採取するサンプラーで、8~16%の高濃度原料を採取できます。

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中濃度サンプラー MCS-1010

MCS-1010サンプラーはMCS-1000の強化・改良型であり、パイプとの接続がより 頑強となっており、例えばブローラインなどの高振動の様な厳しい用途に適してい ます。同サンプラーは、MCS-1000が持つすべての特長と機能を有しています。

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ろ液サンプラー FXS-1300/1400

FXS-1300/1400濾液サンプラーは15%濃度までの高いパルプまで適応し ます。pH計などの濾液だけを必要とする測定機器には必須のサンプラーです。ステンレス製とチタン製があり、詰まり防止機構があるためにメンテナンスも容易です。FXS-1300/1400は、漂白工程における強酸および    高熱等の最も厳しい環境で、動作するように設計されています。

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自動制御種口弁 VBW-1100

BTG社の斤量バルブは、抄紙機のパルプ流量の精度を制御するよう設計されており、正確な流量制御が可能です。アクチュエータとバルブの組み合わせは、実質的に静止摩擦とバックラッシュがなく、高度な再現性が得られます。 また、優れた耐久性のある小型で丈夫なそしてシンプルなデザインとなっています。